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■「茜染」とは? 茜染とは、アカネという多年生植物の根を使って染める草木染の一種です。 赤というよりも少し黄色味を帯びた赤、夕焼け空の赤い色という特徴を持っておりますが、ベージュに近い色等幅広い色に染める事ができます。 茜染は、絹や麻・コットンの他にも、バンブー生地やレーヨンを染めるのに適しており、草木染めでしか出せない色味が多くの人の心を惹きつけ愛されています。 ■茜は古からの染料 茜は古代日本で染料として用いられていました。日本では唯一の赤色の染料でしたので珍重され、租税の一つになっていました。 正倉院に収められた織物は千年以上の時を経て 今もこの茜の色を留めています。 〜あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君 が袖振る〜(万葉集額田王)と詠われた「あかね」はこの茜で染められた色なのです。古の人々が愛した茜の色の優しさは、今も私たちの心を和ませてくれます。 ■「茜の杜」の活動 私達が使用する茜(アカネ)は三好市に自生している日本茜です。この日本茜は日本各地に自生している植物ですが、染料として使用するほどの量を入手するのは容易なことではありません。現在一般に茜染めに使われている染料の多くはインド茜というもので、正倉院の宝物の復元プロジェクトの担当者でさえ自生の日本茜 (アカネ)はなかなか見つけられなかったというエピソードがあるほど希少なものです。 その日本茜が三好市の山野にたくさん自生していることが分かり、この地域資源を地域の活性化に生かそうと立ち上げられたのが「茜の杜」です。地元住民が主体となり、アカネの自生地の調査、栽培、そして茜染めのワークショップや製品作りなどを行っています。その他にも、この日本茜の染めを楽しんでいただくために広く体験の場も開いています。 ■茜の杜の活動理念 ・三好市に自生する天然の日本茜を保全します。 ・日本茜を栽培し、地域活性に役立てます。 ・茜染めをとおして笑顔の輪を広げます。
